授業科目名 符号理論
(Coding Theory)
クラス
情1
学期
後期
必修選択区分
選択必修
対象学年
2年
単位数
2
曜日・時限
水5・6
教室
共通講義棟31
科目ナンバリング
LA012170050
キーワード 情報数学 、符号化 、誤り訂正
授業の目標 符号化には情報代数に基づくアプローチとエントロピーに基づくアプローチが存在するが、主に前者を本科目で、後者を情報理論で学ぶ。 「情報」を理論的・数学的に取り扱う術を身につける。数学系科目、数理系科目、情報理論と合わせて、情報源と通信路における符号化理論について理解を深め、応用活用できるようになる。
学習内容 前半は、代数学の基礎となる集合論について簡単に復習した後、代数系の体系について学ぶ。
後半は、有限体の理論を基礎とする符号の理論について学ぶ。
授業計画 1. イントロダクション
2. 符号理論の基礎と応用
3. 情報代数(集合、代数の復習)
4. 情報代数(群の考え方、定義)
5. 情報代数(郡の応用)
6. 情報代数(環の考え方、定義)
7. 情報代数(体の考え方、定義)
8. 情報代数(情報代数を利用した符号化)
9. 符号理論(情報源符号化、通信路符号化)
10. 符号理論(誤り訂正符号:ブロック符号)
11. 符号理論(誤り訂正符号:畳み込み符号)
12. 符号理論(線形符号)
13. 符号理論(巡回符号)
14. 符号理論(応用)
15. 符号理論(実用化:オンデマンド配信予定)
受講要件 「線形代数学I・II」及び「離散数学」を履修済みであることが強く望まれる。
テキスト 杉浦彰彦/岡村好庸/小暮悟 マルチメディア情報符号化の基礎と応用 コロナ社 2020年 978-4339029130 3630円
参考書 守屋悦郎 情報・符号・暗号の理論入門 サイエンス社 2007年 978-4781911762 1800円 石村園子 すぐわかる代数 東京図書 1999年 978-4489005879 2200円
予習・復習について 1回の授業につき、予習、復習を合わせて週3時間程度行うことを期待している。
成績評価の方法・基準 試験100%で評価(持ち込み不可)
オフィスアワー 講義日の昼休み時間帯を予定 (創造大学院棟301)
担当教員からのメッセージ 初回の講義は必ず受講して下さい。
アクティブ・ラーニング
実務経験のある教員の有無
実務経験のある教員の経歴と授業内容
教職科目区分 教科に関する科目 情報通信ネットワーク(実習を含む)
授業実施形態 対面授業科目
オンライン授業(詳細)
JABEEとの関連(工学部理系基礎科目)


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