科目名:「実践インターネット」教員名:「杉浦彰彦」単位:「2」

本文:
科目名 実践インターネット
担当者 杉浦彰彦
教科書岡村友之"図解雑学インターネト" ナツメ社
   山田祥平"できるインターネト Windows2000 Professional版" インプレス講義概要

 近年、インターネットの普及が急速に進んでおり、同時に様々なビジネス応用が検討されている。本講義では、インターネツトを利用するために必要な知識を習得しつつ、実際に各自がコンピュータを用いて実習することで理解を深める。実習ではパーソナルコンピュータにおけるビジネスユースが高いWindows2000 Professionalを用いて、インターネットへの接続や利用方法、応用手法について学習する。様々な利用形態や応用方法を体験することで、インターネットの仕組みを理解し、活用できる様になって欲しい。

講義計画
週 テーマ及び内容

1 インターネットとは
インターネットの歴史、概略、社会的位置づけ、コンピュータの普及との関連などを理解する。

2 インターネットの仕組み
コンピュータ同士の通信、LAN、インターネットの仕組みや接続方式について理解する。

3 電子メール,WWW,ニュース配信
インターネットで最も多く利用されている電子メール、WWW、ニュース配信などの機構を理解する。

4 インターネットの応用
インターネットのビジネス応用に必要な電子商取引やインターネット通信販売の仕組みを理解する。

5 Windows2000 Professionalの利用法
Windows2000 Professionalの基本的な操作方法,利用形態,標準アプリケーションについて習得する。

6 インターネットへの接続
自宅からのダイヤルアップ接続、SOHO接続、フレッツISDN接続などの接続手法を習得する。

7 電子メールの送信、受信、配信
電子メールの書き方、送信、受信、ファイリング、添付方法、ニュース配信などの手法を習得する。

8 WWWとホームページ
WWWアクセス方法、ブラウザの利用方法、情報検索、簡単なホームページの作成方法を習得する。

9 アプリケーションソフトウェアーの利用
ワープロ、表計算、プレゼンテーション用の各種アプリケーションソフトウェアーの活用方法を習得する。

10 マルチメディアサービスへの応用
音声、音楽、動画像などの配信サービス、インターネットラジオ・TVを体験し利用方法を習得する。

11 インターネット電話/FAXとTV会議システム
インターネット電話/FAXサービスとTV会議システムの原理を学習し利用方法を習得する。

12 Windowsのネットワークとサーバ
パーソナルコンピュータ同士の接続、共有、ネットワーク化、サーバの機能と運営手法を習得する。

13 サーバとクライアントの防衛策
ファイアーウォール構築、マクロウイルス対策、ワクチンソフトなど、ネット攻撃の対処手法を習得する。

14 インターネツト商取引の現状と課題
インターネットで展開されている商取引について、その現状と課題をまとめ、今後の展開を考える。

15 定期試験

受講心得
平常点 定期試験、レポート提出、毎回の出席状況で総合的に評価する。

コンピュータの使用
パーソナルコンピュータ実習、インターネット、レポートの電子メール提出など全面的に使用する。

演習課題
演習を兼ねたレポートを提出。

自学自習方法
インターネット(電子メール、WWW)の利用を積極的に心がけ、技術動向にも最大の関心をもつこと。

参考文献:
一ヶ谷兼乃,清水理史"できる Windows2000 Professional ネットワーク編" インプレス